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趣味男のセルフ観察日記

個人的に書いている日記の公開です。コンテンツ性はないですよん。あしからず。

前進の記録 その4

一日一つだけ進歩する。

 

さて、今日の進歩を書こうか。

今日の進歩は、美術館での心の変化、成長だ。

これまでは、美術館などで展示品を見る際、その作品そのものに注目していたのだが、今回は、どういうわけか、目の前の作品に触れることで、自分の心がどう変化するかに注目していた。

作品についての知識を獲得して、蘊蓄家になるためじゃない。すぐれた作品にふれることで、心を成長させていく、そういう、鑑賞法を身につけたのだと思う。

こうして文章にしてみると、カナリ大げさなものいいかもしれない。でも、そう感じるんだから仕方がない。

ちなみに、そういう考えに至ったのは、柳川範之さんという経済学者の先生が書いた『東大教授が教える独学勉強法』という本の影響かな、と思う。その本の中で、うろ覚えだけれど、「書かれた内容が理解できなくても、その本を読むことで自分自身がよりよく成長できたのなら、それでもう、すぐれた読書家なんだ」というようなことが書いてあった。

正直、作品そのものより、作品からどういった影響を得るか、どういった影響を意識的に、無意識的に獲得できるか、が問題なのだと思う。

 

ちなみに、現在、京都国立近代美術館http://www.momak.go.jp/)で展示されている「茶碗の中の宇宙――樂家一子相伝の芸術」は大変有意義な展示でした。有料の案内音声には、現樂家当主の樂吉左衛門さんのインタヴューもあり面白かったです。吉左衛門さんの一子相伝に対する解釈、初代の樂長次郎さんへの思いなどが興味深かったです。